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部会の概要: 部会長挨拶 部会規約 部会の活動内容 部会役員


●部会の活動内容

○部会のミッションと組織

 地域および地球環境への環境負荷、そして生態系や社会活動へのインパクトを極力低減し、持続可能な開発目標(SDGs)に示されたような持続可能な未来社会を実現することを目標として、環境部会では他学会・他部会等と連携しながら、化学工学的な手法と切り口による技術・システムの研究開発と評価を実施し、これら研究開発成果の情報発信と社会実装、持続可能社会をめざしたさらなる研究シーズの発掘を精力的に推進する。
○分科会による専門分野での活動

 そのため、環境部会を、持続可能な未来社会の実現の要素となる、健全な水環境の構築のための「水環境プロセス」(SGD6と関連)、多様な物質を循環的に利用する資源循環である「リサイクル」(SGD12と関連)、大気や陸・海の生態系の保全も包含する「地球環境」(SGD13やSDG7と関連)、多様な要素を複眼的視点から横断的に評価する「環境システム」の4分科会より構成する。

○持続可能未来社会の実現に向けた部会活動

持続可能社会のビジョン策定
 研究の方向性を提示するためには、まず、あるべき未来社会像すなわち目標への到達の程度を定量化・評価する尺度が不可欠である。すなわち、未来社会の持続可能性を危うくする因子とは何か、その物差しと定量化の方法を提案する。持続的人間活動を支える機能と、その機能を提供するための低環境負荷の資源・エネルギー利用と、資源利用における環境負荷とリサイクル、水環境および大気・土壌などの環境負荷の低減策、および環境システムの横断的分析などの評価を、各分科会がそれぞれのポテンシャルを活用して取り組む。広範に亘る成果の分類・解析と多様な知識を融合して、未来における持続可能社会像をビジョンとして提示するとともに、その実現に向けた具体的な取り組み方法の確立に活用する。 具体的な議論の場として、1)年会、秋季大会開催にあわせて開催する部会総会・幹事会、2)関連する研究者等を招聘した講演会・シンポジウムなどの機会も活用し、環境部会としての持続可能社会をめざしたビジョンを策定する。

情報の交換・発信と成果の移転に関する活動
 環境部会における研究や多様な活動による成果の発信および研究情報の交流・交換、さらなる研究者ネットワークの展開をめざして、下記の活動などを行っている。
1)年会・秋季大会シンポジウム等での成果の発表・討論の場の提供
2)政府関係機関や他分野研究者等による講演・セミナー等を通した情報交流
3)異業種・国立研究所等への、見学会の実施
4)持続可能社会の実現に向けた研究論文を集約した論文特集号の発行
5)他学会等との連携による合同研究発表会等の実施
6)公開イベントによる研究成果の社会還元

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